イマジンファーム・アップルトマト オリジナル農法でのトマトの作り方
イマジンファーム・アップルトマトのあるスギです。
このブログを書いてるのは、7月27日です。梅雨明けして暑さ本番の季節です。
皆さん猛暑の夏、如何お過ごしでしょうか?
私は暑さで、頭も身体も溶けそうです。暑さには強い方ですが、今年の暑さは流石にこたえます。
でも夏というだけで、気持ちが開放的になり、何か楽しいことがありそうな気がして、この季節嫌いではないです。
暑さで、死にそうにはなるんですけど。
トマトの収穫は毎年、梅雨明けまでで終わり、今はトマトを片付けて、次の定植準備をしてます。
[トマトを全て抜き終えた圃場。これから次の定植に向けて準備を進めていきます。]
私の農場では、大玉トマト(桃太郎ファイト)と中玉トマト(フルティカ)を1種類ずつ定植しており、
大玉トマトは8月下旬播種、9月中旬定植、1月初旬収穫開始、7月下旬収穫終了
中玉トマトは8月上旬播種、9月上旬定植、11月下旬収穫開始、7月下旬収穫終了
というスケジュールで毎年営農計画を立ててます。
真夏はハウス内が45℃と高温になり良質なトマトが作れないので、真夏の時期の収穫は避けてます。
皆さんトマトは好きですか?嫌いですか?
私は子供の頃は嫌いでした。
青臭かったり、酸味が強かったり、ブヨブヨして食感が悪かったり良い印象は全くありませんでした。
しかしある時、近所の知り合いから、「これ特別なトマトだから美味しいよ」、と言われ頂いたトマトを半信半疑で口に含んだ瞬間、想像を遥かに超える美味しさと甘さでめちゃくちゃビックリしました。
そして、トマトってこんなに甘くて美味しくなるんだ、自分でもこんなトマトをつくりたい、いやこれ以上の、食べた人が全員感動し、幸せになれるようなトマトを作りたい、と思って今があります。
今現在トマトを作り始めて15年位になり、やっと自分の思った通りのトマトが8割くらい作れるようになりました。まだまだ完璧な物を作るのには修行が足りてないですけど、いずれ究極のトマトを作り出したいです。
甘くて美味しい完熟トマトを自分で作って食べてみたくないですか?
家族や友達にご馳走し、喜んでもらいたくないですか?
そこで、イマジンファームアップルトマト、オリジナル農法による、誰でも、どこでも、何度でも作れる、甘くて美味しい完熟トマトの作り方を、何回かに分けてブログに書いていこうと思います。
今まで培った技術や知識や経験を僭越ながらブログに書き起こすので、それを参考にして頂いて、皆さまご自身で甘くて美味しい完熟トマトを作って、幸せを噛みしめてほしいと思います。
具体的なことを書く前に1番大事なことを最初にお伝えします。
この作り方の基本理念は、想い。
毎日トマトのことを想い、手入れをし、愛情を与えることなので、それができない人は、この栽培方法は向いてないです。
これから紹介する資材や栽培方法を実践しても、この基本理念、心持ちがないとトマトも元気に育たないし、美味しい実をつけることもないでしょう。
しかしこの基本理念さえ守り、実行してさえいれば、あとは単純、簡単で誰にでも出来るので、トマトに愛情を注げる人はぜひ参考にしてみて下さい。
プログラム内容
・隔離培地作り
・土作り
・播種
・育苗
・定植
・仕立て方、整枝
・わき芽かき
・下葉取り
・灌水
・施肥
・摘果
・トマトトーン
・誘引
・収穫
・病害虫対策
・生理障害
以上の内容で書いていこうと思います。
今年の夏も猛暑の日々が続きそうなので、みなさん熱中症にはくれぐれもご注意ください。
それではまた次回にお会いしましょう。