甘くて美味しい完熟トマトの作り方 コンプリートバージョン(3) 培養土の作り方

トマトの作り方

イマジンファーム・アップルトマト オリジナル農法でのトマトの作り方

イマジンファーム・アップルトマトのあるスギです。

今日は8月25日です。お盆を過ぎて曇りの日々が多くなり、若干涼しくなり働きやすくなりました。

8月8日に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。マスコミで報道されただけで、パニック買いが起こり、次の日には水やお米が店頭からなくなりました。

南海トラフ大地震の危険性、第三次世界大戦の危機、ドル崩壊による経済クラッシュ。さまざまな危険性が身近に迫ってきています。

私は、今年中にはあらゆる方面でリセットが始まると思います。

本格的に何らかの有事になると一斉に買い占めが始まり、水、食料、その他生活必需品が店から無くなり、パニックが起き、平凡な日常生活が遮断されるでしょう。

短い期間で収まれば、少しずつ日常が戻ってくるでしょうが、2、3年は混乱期が続くと思います。

私は南海トラフ地震は数年以内には起きないし、ユーチューブなどで話題の2025年7月の災難も起きないと思います。

実際起きる危機は、経済クラッシュとそれに伴う演出された戦争だと思います。それと共に、パンデミックも演出され、資本主義の崩壊と人口削減が同時進行で起きると思います。

もちろん、食料もエネルギーも外国から入ってきません。全て計画され、仕掛けられたものです。

なので、今からでも遅くないので備蓄を進めてください。半年分くらいの食料と水、ポータブルバッテリー、ソーラーパネル、カセットボンベ、医薬品、できれば畑と井戸。

都会生活で大量の備蓄が無理な人は、有事があった際、水、食料など分けてもらえる家族、友達、親戚などと常に連絡を取り合っておくか、農家と知り合いになっておくか、有事の際助け合えるコミュニティーに参加するか、何かしら頼れる人間関係を常日頃から築いておいてください。

備えあれば憂いなしです


今回は培養土の作り方について書いていこうと思います。

高糖度トマトを作る上で最適な培養土は水分コントロールがしやすい培養土です。水分を控えてストレスをかけることが前提にあるので、通気性、排水性の良い培養土が最適です。

私が使用する培養土は、真砂土、パーライト、もみ殻くん炭を使用しています。

比率は真砂土6:パーライト3:もみ殻くん炭1の比率です。

コストを抑えたい方は、もみ殻くん炭は入れても入れなくてもいいです。

培養土は微生物のすみかにもなります。微生物資材を使用される方は、もみ殻くん炭は入れたほうが効果が上がります。

1株あたりの培養土の量は15〜20ℓが目安です。私は15ℓで栽培しています。

以下特徴をまとめました。

真砂土は、花崗岩が風化してできた土壌です。

・粒子の大きさ: 砂粒と粘土粒の中間の大きさを持つ粒子で構成されています。粒子が比較的小さく、細かい砂のような感触があります。

・排水性: 排水性が非常に良く、水がたまりにくい特徴があります。そのため、水はけが良い場所や、水の流れが求められる用途に適しています。

・保水性: 排水性が良い反面、保水性はあまり高くありません。そのため、植物を育てる場合は、保水性を補うために他の土壌や改良材と混ぜることが推奨されます。

真砂土は自然由来の土壌であり、その特性を活かして様々な場面で利用されていますが、使用目的に応じて他の材料と組み合わせることが多いです。

パーライトは、天然の火山ガラスを高温で加熱して膨張させた軽量で多孔質の材料です。

・軽量: 非常に軽く、土壌改良材として使用されるときに土壌全体を軽くすることができます。このため、鉢植えやコンテナガーデニングに適しています。

・多孔質: 内部は多孔質で、無数の小さな穴が空いています。この構造により、多量の水と空気を保持することができます。

・排水性と通気性: 水を保持しつつも排水性が非常に良いため、土壌の排水性と通気性を向上させるのに役立ちます。根腐れを防ぐために、特に水分過剰を嫌う植物に適しています。

・無菌性: 加熱処理されているため、無菌で病原菌や雑草の種を含んでいません。これにより、健康な植物の成長をサポートします。

・pHの安定性: 中性で、pHが安定しているため、土壌のpHを変えることなく使用できます。酸性土壌やアルカリ性土壌の改善にも適しています。

・耐久性: 化学的に安定しており、腐食や分解がほとんどありません。そのため、長期間にわたり効果を発揮します。

・環境に優しい: 自然由来の材料であり、環境への負荷が少ないことも特徴の一つです。

土壌改良材として植物栽培に広く利用されており、その軽量性、多孔質性、排水性、通気性などが、特に根の健康を促進するために重要です。

もみ殻くん炭は、稲のもみがらを炭化させたもので、農業や園芸で広く使用されています。

・軽量: 非常に軽く、取り扱いが容易です。軽量であるため、土壌に混ぜると土の重さを軽減し、通気性を改善するのに役立ちます。

・多孔質: 多孔質で、微細な穴が無数にあります。これにより、水分や養分を保持しつつ、土壌の通気性を向上させます。

・保水性と排水性: 多孔質な構造により、適度な保水性を持ちながらも、排水性が良いのが特徴です。土壌の水はけを改善しつつ、適切な水分を保持するのに役立ちます。

・pH調整: アルカリ性で、酸性土壌の中和に使用されることがあります。土壌pHを調整し、植物の健康な成長をサポートします。

・肥料の保持: 肥料を保持する能力があり、施した肥料の効果を持続させることができます。土壌中の養分を吸収し、必要なときに植物に供給する役割を果たします。

・土壌の改良: 土壌の物理的性質を改善するため、土壌改良材として広く使用されます。特に、粘土質の土壌に混ぜると、土壌の通気性と排水性が向上します。

・環境への影響: 自然素材から作られており、持続可能で環境に優しい材料です。化学薬品を使用せずに土壌を改良する手段として人気があります。

・病害虫抑制効果: 土壌中の有害な微生物の活動を抑制する効果があるとされています。このため、病害虫の発生を予防する役割も期待されています。

・炭化による効果の持続性: もみがらが炭化されているため、分解されにくく、土壌中で長期間にわたり効果を発揮します。

農業や園芸で広く利用されており、土壌の改良、植物の成長促進、病害虫の抑制などに役立っています。


定植前準備

苗を定植する前、連作障害を防ぐ目的での、土壌消毒、太陽熱処理の類いは一切行いません。

定植する前行う作業は、出来るだけ根を切らないように株を抜き、培養土を天地返し(上の土と下の土をひっくり返す)して、その時出来るだけ、残った根やゴミなど取り除き、土壌湿度0%になるまでカラッカラに乾かすだけです。

作業する時期は7月下旬から9月中旬です。ハウス内45度くらいまで温度が上がるので、1週間から10日すれば培養度が完全に乾きます。

これだけでオッケーです。トマト連作15年位ですけど一度も大きな被害はありません。

根が隔離培地からはみ出て地面に触れて、青枯病やネコブセンチュウなどに罹ったことはありますけど、部分的な被害だけなので、根が隔離培地から完全に出ないよう改良したら、次の年には発病しませんでした。

しかし、全て手作業で行っており、時間がかかり、作業効率が悪いのと、暑い時期の作業なので、身体へのダメージが大きく、疲労が溜まるのが難点です。


家庭菜園の場合

真砂土の変わりに赤玉土、鹿沼土でもいいです。

培養土の量は一株当たり20~30ℓが目安です。土の量が多い方がトマトの根張りもいいし、水やり回数も少なくてすむから、管理はしやすいです。

そのかわり、水と肥料が多くなると株が暴れやすくなるので、メリハリ(灌水するときはたっぷり与え、絞る時は株が萎れるくらい絞る)をつけた水管理が必要になる。

ホームセンターや園芸店でいろんな用土が販売されているので、自分でいろんな組み合わせをブレンドしてみて、オリジナルの培養土を作ってみてください。

作る上でのポイントは排水性と通気性に特化しているということです。

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